アジア大会が復帰戦 バレー長岡望悠「チームのエンジンになる」
2年ぶりに日本代表で戦うアジア大会への決意を聞いた
アジア大会が復帰戦 バレー長岡望悠「チームのエンジンになる」
バレーボール日本女子の長岡望悠が第18回アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)で国際大会復帰。昨年3月4日に左膝前十字靭帯を断裂して以来、公式戦として日の丸のユニフォームを着てコートに立つのは2016年のリオ五輪以来だ。先のアメリカ遠征ではチーム最多得点を挙げるなど、調子やコンディションも上向き。目指す東京五輪まで2年を切った。「新しい長岡望悠」へ──。復帰への手ごたえや、2年ぶりに日本代表として戦うアジア大会への決意を聞いた。 【動画と拡大写真付き】「東京五輪へつなぐ」バレー中田久美監督、新鍋理沙、石井優希、佐藤美弥
アメリカ遠征、感覚など海外基準にしていけるきっかけに
──海外との実戦復帰となったアメリカ遠征、いい動きでした。長岡選手にとってはリオ五輪の準々決勝以来のアメリカ戦。個人的にはいかがでしたか? 長岡望悠:アメリカ遠征で久しぶりに試合をしたことで、感覚など海外基準にしていけるきっかけになったのでよかったと思います。個人的には復帰して1回目の試合だったので、どれぐらい段階が上がっているかを確認したかったので、手ごたえはあったので順調に進んでいるなと思いました。
チームは変化している時期、手ごたえを感じる
──チームの状態は? 長岡望悠:チームはどんどん変化している時期だと思うんです。それを恐れてもいないですし、それがないと前に進めないと思います。すごく手ごたえを感じている部分もあります。アメリカ遠征でチームとしての戦い方がより具体的にイメージできたので、より共通認識を持ってチームで納得できる1本を少しでも多く作りあげられるようにしたいです。 ──復帰して、個人としてどういう思いで臨んでいますか? 長岡望悠:自分に求められていることは、チームのエンジンになること。そのためにコートで点数を決めることはもちろんですが、役割をしっかり発揮できるように、毎日を無駄にしないよう過ごしています。個人としてはアジア大会もそうですが、試合をどんどんやっていく中で、いろんな自分が出てくると思うので、感じることを見逃さずにしっかりと自分のものにしていきたい。