INIの「歩み」を体験 ひとつの枠に捉われない、自由な遊び方
ギャラリーの外でも楽しめる
展示だけでも内容がギッシリなのだが、ギャラリーを飛び出しても『INI EXHIBITION -DESTINED HORIZONS-』の世界観に触れられるのが、本展示の楽しいところ。INI×東京ドームシティアトラクションズのスペシャルコラボのテーマは“前に進むINIがGallery AaMoを飛び出して、東京ドームシティでMINIと楽しく3周年をお祝いする”。園内アトラクションでINIの声を聴くことができたり、スタンプラリーができたり、INIと待ち合わせ体験ができるARが出現したり。東京ドームシティでのレクリエーションを、一緒に楽しんでいるような時間を過ごすことができる。 なかでも、ミニラジオのような音声コンテンツを聴けるビッグ・オー(観覧車)は、目玉のひとつ。ゴンドラに設置されたタッチパネルを操作すると、INIの楽曲や11人分のフリートークを聞くことができる。フリートークでは、一人あたり1分ちょっと話しているので、11人分聞きたい場合は間髪空けずに次々と聞き進めていくことをオススメしたい。 なんとこのボイスコンテンツは、撮影が行われた工場に停められていたバンのなかで収録されたとのこと。 スタンプラリーは、肌色・緑・グレー・黒の4色を重ねて絵を完成させる多色版画方式。アメリカのポップアートを意識したものになっており、全色を集めると3周年を記念したグラフィックが出来上がる。スタンプを探す際には、横に配置されているメンバーのパネルを目印にしてみてほしい。 また、忘れてはならないのが、INIと待ち合わせ体験ができるARだ。INI×TDCA 限定ノベルティに入っている特別なQRコードを読みこむと、AR体験をするためのカメラが起動。そのカメラで園内にあるARポスターを読みこむと、好きなメンバーをAR上で登場させることができる。ARなため、撮ってくれる人がいれば、メンバーと同じ画面に収まることも可能。遠近をしっかりと反映した作りになっているので、アップや全身などいろいろと試しながら、お気に入りの角度を探してみてほしい。なお、どこに掲示されているARポスターであっても、全メンバーを呼び出すことができる。ぜひ、待ち合わせ気分を味わいたいスポットで使用することをオススメしたい。 東京ドームシティ全体を巻きこんだ3周年記念のお祝いともいえる、『INI EXHIBITION -DESTINED HORIZONS-』。展示の肖像数だけでも200点前後、アトラクションやグッズも含めると総コンテンツ数は250点を超えるという。展示を楽しんだり、アトラクションで騒いだり、スペシャルメニューを味わったり。ひとつの枠に捉われない、自由な遊び方で楽しんでほしい。
Ayaka Sakai