今月8日の東北新幹線運行乱れ JRが点検結果を発表 重さ1.5kgの金具2つが民地に落下
今月8日に東北新幹線のはやぶさ19号で走行中に緊急停止信号を受信し、車両点検をして一時運転を見合わせた影響で上下19本が運休、116本の遅れが出た事案について、JR東日本が点検結果を発表しました。 はやぶさ19号の車両点検では3号車のパンタグラフでトロリ線と直接接触して通電するスリ板の一部が欠損していることが確認されました。 大宮~一関間下り線で架線設備の確認を行ったところ、古川~くりこま高原間下り線で、架線金具5か所に損傷(うち2本は脱落)が確認されたということです。 さらに、その後保守用車で至近距離からの目視点検を行ったところ、新たに9か所でトロリ線の側面に傷が確認されましたが、列車の運行には支障がないことを確認しました。 また、古川駅周辺(駅から2km)の民地で、脱落していた架線金具2本(1本あたり重さ約1.5kg長さ約1.2m)が落下していることが確認されたということです。 けが人は確認されていません。 原因は調査中ということです。 JR東日本は「速やかに原因究明を行い、必要な対策をとってまいります。多くのお客様に、ご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」としています。
◇ ◇ ◇