プロポーズ中、ダイヤの指輪が下水管にうっかり落ちてしまうハプニングが大バズり! 消防隊員による奇跡の救出劇とは?
アメリカ・オハイオ州クリーブランドでプロポーズの撮影中、ある花嫁になる女性がダイヤの婚約指輪を排水溝へ落としてしまうハプニングが発生。花嫁の悪夢のような出来事は、SNSで大きな注目を集めた。 【動画】プロポーズ中に下水道に落ちてしまったダイヤの指輪の救出劇。 事件が起きたのは11月24日。ニキ・マックさんとコリー・ベレビツキーさんは、オハイオ州クリーブランドのイタリアン・カルチャー・ガーデンで婚約写真の撮影を行っていた。これまで悪天候で2度も延期を余儀なくされていた2人にとって、この日はまさに待ち望んだ晴れ舞台。だが、その幸せな瞬間は思わぬ“悲劇”に変わった。 撮影中、フォトグラファーがコリーさんのズボンに何かついているのを発見。ニキさんがそれを払い落とそうとした瞬間、「チーン」 という金属音が鳴り響いた。なんと、指からダイヤモンドの婚約指輪が外れ、そのまま近くの排水溝へ転がり落ちてしまったのだ。 「彼女が下を見たら、指にあったはずのダイヤモンドの指輪がないんです」 しかも指輪は、2人にとって単なる婚約指輪ではなかった。2人の両祖母の指輪に使われていたダイヤモンドが施されており、かけがえのない思い出が込められていたという。 「お金は問題ではありませんでした。お金を失えば、保険で弁償することもできる。でも、ダイヤモンドを取り戻すことはできませんでした」と語っている。
消防隊が見せた“奇跡の救出劇”
パニック状態の中、夫妻はすぐに911に通報。約10分後、消防隊が現場に到着し、救出作業が始まった。金属棒を使い、慎重に排水溝から指輪を釣り上げる消防士たち。その光景にコリーさんは「落ちるんじゃないかと心配で見ていられなかった」と語っている。 しかし作業開始からわずか5分後、指輪は無事に回収。「下水道の水できれいになったみたいです」と2人はジョークまじりに地元紙のインタビューに回答。 奇跡のような救出劇に感謝の気持ちを込め、2人は消防隊にプレゼントを送る予定だという。また、事件の翌日、指輪はすぐに宝石店へと預けられ、サイズ直しが行われた。長年の交際を経て、コリーさんとニキさんは2025年10月に結婚式を挙げる予定。幸せな瞬間に起きた“排水溝事件”は、今後2人の笑い話として語り継がれることだろう。
文:大村朱里