「52-52」を達成した大谷翔平投手

【MLB】ドジャース 6－4 ロッキーズ（9月20日・日本時間21日／ロサンゼルス）　　　　　 【映像】大谷、圧巻52号ホームランで本拠地大熱狂 　ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦に先発出場。5回には2試合連発となる52号2ランホームランを放ち、7回には52個目の盗塁を成功させて「52本塁打・52盗塁」を達成した。この日は4打数3安打、1本塁打、2打点、1盗塁、打率.297とし、3割復帰が目前に迫っている。勝利したドジャースは優勝マジックを1つ減らして6とした。 　前日19日（日本時間20日）に行われたマーリンズ戦で大谷は、6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁の大活躍を見せ、6回には右中間へ第49号本塁打を放つと、7回にはレフトスタンドへ50号本塁打を放ち「50-50」を達成。さらに圧巻だったのは9回で、今度は右中間スタンドへ運び、3打席連続本塁打で「51-51」までも達成した。 　大記録から一夜明け、ドジャースはロードの試合を終えて本拠地ドジャー・スタジアムに凱旋。1回裏、大谷の最初の打席の際には、スタジアムのビジョンでここまでの軌跡を紹介するオリジナル映像が流される。さらに大歓声の中、ファンがスタンディングオベーションで迎え入れるなど、感動的な瞬間となった。ヘルメットをとって大歓声に答えた大谷は、注目の第一打席で空振り三振に倒れている。 　3回に迎えた第2打席、2死ランナーなしで打席に入るとフルカウントからの6球目、外へのスライダーをうまくセンター方向に弾き返してヒットとなった。 　5回の第3打席は2死ランナー二塁で打席に入ると、フルカウントから高めの球を強引に振りに抜くと、打球はバックスクリーンへ一直線。逆転の52号2ランホームランは、打球速度110.1マイル（177.2キロ）、飛距離423フィート（128.9メートル）の一打となった。なお、ア・リーグホームラン王のヤンキースに所属するジャッジに1本差に迫り、MLB総合のホームランキングも見えてきた。 　7回の第4打席では一塁線への鋭い打球を好捕されるも、快足を飛ばしてセーフとなり内野安打。続くベッツの打席で52個目の盗塁を成功させて「52-52」を達成した。この日は4打数3安打、1本塁打、2打点、1盗塁の活躍を見せ、打率.297としている。 　なお試合は、ドジャースが2点を追いかける5回にパヘスのソロ、大谷の2ランで逆転に成功する。6回にはソロ本塁打で同点とされたが、テオスカー・ヘルナンデスがすぐさま勝ち越しの一発を放つと、これが決勝点となり勝利。優勝マジックを1つ減らして6としている。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）