はだしの男児が車道に立往生、車にクラクション鳴らされて 声かけたのは女子小学生「自分がいかなきゃ」
迷子になっていた5歳の男児の保護に協力したとして、京都府警八幡署はくすのき小学校4年の柴田藍(らん)さん(10)に感謝状を贈った。 柴田さんは9月21日午後8時ごろ、近所のコンビニに出かけた際に、京都府八幡市男山の車道ではだしの男児が立ち往生して車にクラクションを鳴らされているのを見つけた。反対側の歩道から「危ないよ」と声をかけながら20分間ほど走って追いかけた。その後、近くの公園で合流した男児の父親と署員に引き渡した。男児は親戚の家からいなくなり、同署が捜索中だったという。 贈呈式で橋口紀子署長から感謝状を受け取った柴田さんは「男の子がけがをしてはいけないから自分が行かなきゃと思った」と振り返り、「無事で何よりで、助けられてよかった」と笑顔を見せた。