【全日本総合バドミントン2024】田中湧士が準決勝進出。「前回優勝したときと今では背負うものが違う。この大会はロスに向けてのステップ」
日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会3日目の28日、男子シングルス準々決勝で沖本優大(BIPROGY)に2-0で勝利した田中湧士(NTT東日本)のコメントを紹介する。 【トーナメント表】全日本総合バドミントン2024男子シングルス 相手をできるだけ走らせようという戦略で、第1ゲームで逆転できたのはよかったですが、ミスが出たり決め急いだり、安定しませんでした。昨日、一昨日に比べていい感覚でできた局面もありますが、うまくかみ合っていませんね。海外であまりいい結果が出なく、無意識にそれを引きずっているかもしれません。 前回優勝したときと今では背負うものが違います。パリ五輪のあとのこの大会は、ロスに向けてのひとつのステップ。優勝を目指し、明日以降は急ぎすぎず、ミスをせず、待って我慢しながらプレーしたいです。
取材・構成/吉井信行、楊順行