「昔から家族がジャイアンツファンで」 巨人1位の花咲徳栄高・石塚裕惺は満面の笑み 「主軸に育っていけたら」
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD 西武との競合入札で巨人の1位に決まった花咲徳栄高(埼玉)の石塚裕惺内野手は「どちらに指名されても全力で頑張っていこうと思っていたが、昔から家族がジャイアンツファンだったので素直にうれしいです」と満面に笑みを浮かべた。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名【写真】 父・康直さんが計画した卒園旅行で巨人の宮崎キャンプを見学。小3の時にも巨人の沖縄キャンプを訪れ、今でも憧れる坂本勇人のプレーに見入った。 「中3の時に亡くなってしまったおじいちゃんがずっと巨人ファンだったので、いい報告ができたかなと思う。きっと天国で見守ってくれていると思うので、東京ドームでプレーしている姿を早く見せてあげられるように頑張っていきたい」 9月に開催されたU―18アジア選手権では高校日本代表の4番として6打点を挙げ、準優勝に貢献。木製バットへの適応力をアピールした。高校通算26本塁打で強肩強打の内野手は「いずれ3割、30本塁打を打てる選手に成長したい。巨人の主軸のバッターに育っていけたら一番いい。ジャパンのユニホームを着て、世界と戦えるように一日一日大切にやっていきたい」と決意を述べた。
中日スポーツ