燃料デブリの表面をX線で調査 分析続く 研究施設に搬入から1カ月
福島放送
福島第一原発で試験的に取り出された燃料デブリが、国の研究施設に運ばれてから12日で一カ月。デブリの分析が進められています。 福島第一原発2号機から初めて取り出された燃料デブリは性質や状態などを詳しく分析するため、11月12日、茨城県にある国の研究施設に運び込まれました。 現在はデブリの表面をエックス線で調べていて、1月まで分析を続けたうえで今後の本格的な分析の方針を決めるということです。 今後1年ほどかけてデブリの性質などを調べデブリを取り出す方法の検討に生かすとしています。