年末年始がもうそこまで…渋滞に巻き込まれたときに気をつけたいこと
渋滞時は要注意!年末年始のバイク走行で気をつけたいこと
12月も中盤に差し掛かり、2024年も残すところあとわずか。今年度の2024年から2025年の年末年始は、最大で9連休を見込むことができます。そのため、長い休みを利用しての旅行や、帰省する人も多いのではないでしょうか。 【画像】渋滞に巻き込まれたときの対処方法を画像で見る(10枚)
一方で、年末年始は帰省などによって交通量が増加することに伴い、交通事故が多くなると言われています。1年の締めくくりとなる年末年始、事故に遭うのは避けたいところ。 では、バイクで走行中に渋滞に巻き込まれた際、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。 まず、気をつけたいのが「すり抜け」について。すり抜けとは、低速で走行しているクルマや、渋滞などによって停車しているクルマの間をバイクが走り抜けることです。
このすり抜けは、クルマが急に車線変更をした際にバランスを崩して転倒するなどの危険性があります。加えて、すり抜けには事故に繋がる危険性も存在しています。 ホンダの「危険予測トレーニング(KYT)」の資料によると、「渋滞車両の脇を通過する「すり抜け」には様々な危険が伴います。重大な事故につながる可能性もあるので、できるだけ「すり抜け」を控えることが安全といえます」とのこと。そのため、渋滞時はすり抜けをおこなわないように心がけることが必要です。 さらに、渋滞時は右折車が見えにくいというリスクがあります。クルマが通れるような空間があった場合は、右折車が出てこないかを気をつけることが大切です。 加えて、車間距離をとることも大切です。車間距離をとることは、追突事故の防止や対向車からの死角になることを防ぎます。万が一クルマが急停止した場合など、何かあった際に対応できるようにするためにも、適切な車間距離を保つことが必要です。 このように、渋滞時にバイクで走行をする際には、気をつけるべきことがいくつか存在しています。 一方で、渋滞時に事故を起こさないよう心がけるだけでなく、事故の起きやすい渋滞自体も避けたいところ。実際に、今年度の年末年始の渋滞状況はどのような見込みとなっているのでしょうか? 例えば東日本の場合、NEXCO東日本より「年末年始期間の高速道路における渋滞予測について【NEXCO東日本版】」が発表されています。年末年始期間は2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)の10日間です。