マウイの高速ラップ炸裂! 「モアナと伝説の海2」新曲「できるさ! チーフー!」初披露
大ヒットディズニー映画の続編「モアナと伝説の海2」(公開中)で、半神半人の英雄であり、心強いモアナの相棒・マウイが歌う劇中曲「できるさ! チーフー!」の本編映像(https://youtu.be/d0JmzMPVMsE)が公開された。日本語吹き替え版でマウイ役を務める尾上松也が、モアナを元気づける高速ラップを披露している。 【フォトギャラリー】「モアナと伝説の海2」新キャラクターをチェック 続編の舞台は、前作から3年後。海と特別な絆をもち、少し大人になった少女モアナは、まだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していた。そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた「嵐の神の伝説」を知ったモアナ。美しい海と世界に危機が訪れていることを知った彼女は、全ての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”として、海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため、危険に満ちた航海へと漕ぎ出す。 モアナは強い信念をもって航海に出るが、行く手には冷酷なココナッツの海賊・カカモラ、コウモリを従えてモアナを惑わすミステリアスな存在・マタンギ、そして強大な力を持つ嵐の神・ナロといった強大な相手が立ちはだかる。幾度となく困難に直面し、挫けそうになるモアナを励ますのが、彼女の1番の相棒であるマウイだ。 劇中曲「できるさ! チーフー!」は、マウイが落ち込んだモアナを励ますパワフルなナンバー。本編映像で、巨大な釣り針を大きく振り回しながらマウイは、「お前だけがつくれるヒストリー」「これは運命」など、モアナの進むべき道を示しながら、前向きな言葉を投げかけ、前作でも多くのファンに人気を博したラップ調で力強く歌い上げる。「できるか やれるか チーフー!」と、マウイらしさ全開で励ます姿と、ディズニーミュージカルらしいアニメーション演出にも注目だ。 一足先に本作を鑑賞したファンからは、「全部好きだけど、マウイの歌がめっちゃ好き」「神曲が波のように耳に心に押し寄せた」「マウイとモアナの絆が尊すぎる」「やっぱこのバディって最高」など、楽曲を絶賛する声とともに、より強くなったモアナとマウイの絆に感動する声も寄せられた。 尾上は、「(前作の)『俺のおかげさ』は自分を自慢する歌だったのですが、今回はモアナの背中を押すような歌になっています。歌詞のなかでもモアナに言っているのですが、とにかく自分の道を切り開け、頑張れという歌詞ですので、悩んでいる方など、なにかに挑戦したいけど踏み出せない方に聞いていただいて、ぜひ勇気をもって飛び出せるきっかけになる歌になったら嬉しいです」と、エールをおくる。 そして前作「モアナと伝説の海」から使用されている1曲を除く全楽曲の日本語訳詞を担当したDiggy-MO’は、本楽曲について、「インパクト大です! 大胆なキャラクターの演出とともに、作品全体の雰囲気を独創的に煽ってくるのでグイグイ気持ちが巻かれていく曲ですね」といい、「物語全体のなかでの機能美を考えた場合、作り込んでいく『詩的な』『音楽的な』マニアックなこだわり以外に、老若男女、幅広い層の方たちにも“ナチュラルに親しんでいただけるようなものづくり”というのも、自分の念頭にかなり大きな割り合いであったので、そういった塩梅を探っていくのも興味深く、すべての過程のなかでとても勉強になりました」と、訳詞制作の秘話を明かす。 さらにDiggy-MO’は、「次の世代へと繋いでいく子どもたちが、ふと口ずさんでいたり、あるいは、難しいけどちょっと挑戦してみたくなるような気持ちが自然と芽生えていたり、そんな理想に叶うことができたならば、それが一番素敵でうれしいことだなと思っています」と、誰もがつい歌いたくなるような楽曲に仕上げたと話した。