カモ親子、よちよち鴨川へ 京都で「お引っ越し」
京都市左京区の要法寺の池で育ったカモの親子が22日、約700メートル離れた鴨川へ引っ越した。母ガモに続いて子ガモ10羽がよちよちと歩く姿を住民や観光客が見守った。 親子は午後6時半ごろ、寺を出発。警察官らが車の通行を止めて安全を確保した。道路を横切り約1時間かけて鴨川に無事到着した。 カモの世話をしてきた住友宏子さん(78)は「無事に育ち、たくましく生き抜いてほしい」と話していた。 寺の池には2005年からカモが毎春飛来。産卵と子育てを経て鴨川に移っている。