「マツダ CX-80」はカッコ良く、楽しく、価格破壊なスーパーSUV!
ゴルフ歴約20年のエンジョイ派の小沢コージは、各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」のパーソナリティを務める著名自動車ジャーナリスト。小沢と一緒に至高のゴルフCARを探す、週刊ゴルフダイジェストの人気連載を紹介。今回はマツダ CX-80! マツダ CX-80の詳細を写真でチェック!
狙いは全ホールバーディというチャレンジ精神旺盛なあなたへ
どんな時もチャレンジ精神を忘れないサムライゴルファーなアナタへ、今オススメのクルマをご紹介します。それは新型マツダCX-80。全く新しいコスパ最強なプレミアム3列シートSUVです。 実は2年前に出た2列シートのCX-60を25cmストレッチして作ったラージSUVで、電動化が叫ばれる昨今、あえて新しい直列6気筒ディーゼルターボを開発。それを新作縦置きFRプラットフォームと組み合わせた大胆な一台です。 一般的なFFレイアウトに比べスペース効率は落ちますが、そのぶん伸びやかでプレミアムなデザインと前後重量配分に優れたハンドリングが得られ、かつてはメルセデスやBMWくらいでないと造れなかった味わい。それを日本、広島のイチメーカー、マツダが造り上げたのです。 スタート価格はほぼ400万円で、リッチ内装かつマイルドハイブリッド付きのモデルでも600万円台。今までのマツダSUVに比べると高いですが、独プレミアム系と比べるとほぼ半額。見方にもよりますがコスパはバツグンです。 ボディサイズは全長5m弱×全幅1.9m弱。正直デカいですが、ロングノーズがもたらす存在感は欧州プレミアム顔負け。インテリアも今回借り出したXDグレードはシンプルな樹脂パネルで素っ気ないですが、500万円前後のLパッケージから革調インパネや本革シートが標準となり、リッチ感は十分。 何より自慢の3.3ℓ直6ディーゼルターボはマイルドハイブリッド付きも選べ、ともに200ps台のパワーと500Nm強のトルクを発揮。これを独自のトルコンレス8ATを介し走らせれば生々しいエンジンフィールが味わえます。またFRプラットフォームがもたらすナチュラルなハンドリングで長距離も快適。独プレミアムに匹敵する満足感が得られます。 肝心のゴルフ性能ですが、3列目を倒すと大人が4~5人十分乗れるうえ、ラゲッジ容量は600ℓ台。キャディバッグも4~5本積めます。機会はそうないでしょうが、5人ドライブゴルフもOK。いろんな意味でかつて無いゴルファー向けのドライビングプレジャーカーなのです。 もちろんマツダブランドで500万円は高いと思う人もいるでしょう。ですが、中身や質感を考えるとむしろ逆。古い常識を気にしないチャレンジャーなアナタに絶対オススメです。 撮影車種/マツダ CX-80 XD 全長×全幅×全高/4990×1890×1710mm メーカー希望小売価格/394万3500円~ 撮影/三浦孝明 撮影協力/カメリアヒルズカントリークラブ ※週刊ゴルフダイジェスト 2024年12月10日号 「只今コージ中」より
週刊ゴルフダイジェスト