赤や黄、緑 イロハモミジが参道彩る「石庭も楽しんで」 兵庫・丹波の石像寺
兵庫県丹波市市島町中竹田の古刹(こさつ)・石像寺で、赤や黄色の葉が参道を覆うように彩り、見頃を迎えている。 【写真】湖畔を朱色に染めるラクウショウ 風に揺れる葉は「鳥の羽根の形」 655年に法道仙人が開いたとの伝承がある古寺。近代日本を代表する作庭家・重森三玲氏による「四神相応の庭」があることでも知られる。 今年は異常気象の影響もあり、紅葉の色づきは木々によってさまざま。赤や黄、緑のイロハモミジが競演し、自然の織りなす色彩の豊かさを感じさせてくれる。 佐久間正昭住職(81)は「紅葉と一緒に石庭も楽しんでいただけたらうれしい」と話している。見頃は1週間程度。同寺TEL0795・86・0153 (伊藤颯真)