和歌山県立夜間中学 基本計画案公表 設置場所は新宮市の新翔高校
テレビ和歌山
県は今日、令和8年4月の設置に向けて準備を進めている県立夜間中学の基本計画案を公表しました。設置場所を新宮市の県立新翔高校としています。 これは今日の定例会見で岸本知事が明らかにしました。夜間中学を巡っては、和歌山市が県内初となる公立の夜間中学の設置を来年4月に予定していますが、県でも県内の希望者が学ぶことができる環境づくりに主体的に取り組むとして、令和8年4月の県立夜間中学設置に向けて準備を進めています。 基本計画案によりますと、設置場所は新宮市の県立新翔高校内で、県内在住または県内で働いている学齢期を過ぎた人や中学校を卒業していない人、不登校などを理由に十分に学ぶことができなかった人を対象としています。 学級編制は3学年のそれぞれ10人程度、登校時刻は午後5時30分頃、下校時刻は午後9時頃で、授業料や教科書代は無償としています。 基本計画案は、県教育委員会のホームページで閲覧でき、県は計画に対する県民からの意見を来月17日まで、また、学校名を来月9日まで募集し、寄せられた意見などを踏まえて設置に関する条例を来年の2月県議会に提案するとしています。
テレビ和歌山