ブータン王室、9月に誕生したプリンセスの顔写真&名前を初公開
ブータンのジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃は2023年9月9日、第3子となる女の子が誕生したことを発表しました。そして、このほどその赤ちゃんの命名式が行われ、ようやく名前が明らかにされました。 【写真】初のプリンセス、生後1ヶ月のソナム王女のフォトギャラリー 王女の名は、「ソナム・ヤンデン・ワンチュク」。国王夫妻によると、「ソナム」は「功徳、長寿、幸運」を意味する名前。「ヤンデン」は、「貴重な宝石」や「繁栄、ウェルビーイング」を表す言葉だそうです。 「ワンチュク」は、1907年以来、ブータンを治める王家の家名です。 命名式は首都ティンプーにある僧院であり、政府庁舎でもある「タシンチョ・ゾン」で行われ、王女は中央僧院の最高指導者(ジェ・ケンポ)、ジグミ・チェダ大僧正から祝福を受けたそうです。誕生したロイヤルベビーの名前は、この命名式が終わった後に公表するのが王家の伝統とのこと。 命名式には、国王夫妻と王女の2人の兄、その他のロイヤルたちが出席しました。 ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃には、2016年に生まれたジグミ・ナムゲル皇太子、2020年に生まれた次男のジグミ・ウゲン王子がいます。ソナム王女の王位継承順位は現在のところ、2人の兄に続く3位。 ただ、弟が誕生する生まれることになれば、その順位は繰り下げられることになっています。 国王夫妻は、誕生からわずか1カ月後のソナム王女の写真も公開しています。
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