アンビシャスグループ北海道、傘下のカローラ札幌・札幌トヨペット・ネッツ函館を2025年4月に合併
アンビシャスグループ北海道(AGH、池田義典社長、札幌市豊平区)は1日、傘下のトヨタディーラー3社を2025年4月1日に合併すると発表した。トヨタカローラ札幌(田中浩至社長、同)と札幌トヨペット(沖田俊弥社長、同)、ネッツトヨタ函館(武田教久社長、北海道函館市)を経営統合し「AGHトヨタ札幌」とする。3社の経営資源を集約し、競争力を高める。 統合後は、新車拠点(レクサス除く)70店、従業員2千人超(24年4月時点)と道内最大の新車ディーラーになる。3社の2023年新車販売は合わせて約2万台。経営統合して1社になれば、新車ディーラーとして道内最大規模になる。札幌、室蘭、函館の3運輸支局管内に店舗展開する広域ディーラーとして、道央、道南圏を一体的にカバーできる体制になる。 3社は、メーカー直営だった札幌トヨペットをカローラ札幌が20年10月に買収して以降、経営統合に向けた準備を進めてきた。21年10月にカローラ札幌が保有していたグループ10社の株式を引き継いだ持ち株会社、アンビシャスグループ北海道を発足。23年7月にはAGHビジネスサポートにグループの管理業務を集約し、24年7月からはカローラ札幌と札幌トヨペットの営業部門が一体運営する体制に移行するなど、統合に向けた準備を進めてきた。