アモリム監督「ラシュフォードの周囲が問題」 生え抜きイングランド代表の移籍示唆発言を疑問視!
英メディアのインタビューに応じ、移籍を示唆したマンチェスターU所属のイングランド代表FWマーカス・ラシュフォード(27)に対し、アモリム新監督がラシュフォードにアドバイスをする周囲の人間に”疑問を呈する”発言を行った。 BBC電子版などによると、アモリム新監督は「新しい挑戦に準備する」と語り、移籍を示唆したラシュフォードに対し「彼のような選手には多くの人間が周囲に集まり、さまざまな選択をしている。今回のインタビューも彼らが決めた。マーカス一人の決断ではない」と話し、周囲の人間がラシュフォードを移籍させようと画策していると指摘した。 ラシュフォードは地元出身でマンチェスターUのアカデミーからはい上がった生え抜き選手のスター。これまで426試合に出場し、138ゴールを奪取。2022-23年シーズンには公式戦30ゴールを記録して、現行の1560万ポンド、日本円にして約31億3560万円の年俸を勝ち取っている。 しかし、その後は不振。先月からマンチェスターUを率いる39歳ポルトガル人指揮官は、ラシュフォードは自身の去就について周囲の意見と自分を”切り離すべき”と発言。近年の不調も超一流選手となって、周囲の加護と忠告が過ぎて起こっていると見ている。 また、アモリム新監督はラシュフォードの移籍示唆発言後も「私は彼の発言はもう忘れた。私はただマーカスを進歩させることに集中している。私には彼のような才能ある選手が必要だ」と話し、27歳イングランド代表FWが心機一転して、マンチェスターUの核弾頭として再起をすることを望んだ。
報知新聞社