牧島輝 太田基裕との3年ぶり〝舞台ペア〟に「また新しく作品を作る過程が楽しかったです」
俳優の太田基裕(37)、牧島輝(29)らが4日、都内でミュージカル「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」の公開ゲネプロを行った。 同作は、人気短編小説家のトーマス(牧島)、その幼なじみのアルヴィン(太田)の物語。日本では2019年に初演され、今回で3回目。太田と牧島は、2021年の再演時にもキャストでペアを組んで登場した。 太田は「このペアは3年ぶり2回目。この3年の間にそれぞれが経験し生きてきた。こういう風にして、交わることができて幸せ。また新鮮な気持ちで演じていきたい」と話した。 牧島について問われると「3年前とは違う牧島くんの一面を見ている気がする。いろんな提案をしてくれて、お互いに高め合えて、非常に勉強になった稽古場だった」と振り返った。 一方、牧島は「太田さんは俳優である前に、人として信用できる方。たくさん頼らせてもらっているし。一緒に作っているという感覚があるので、一緒にいてすごく楽しいです」と語った。 稽古については「久しぶりに台本を読んだ時、前回とだいぶ作品の印象が違うなと。3年という時間の中で、自分たちも色々なことを経験しているし、最初にトーマスに対して感じたことが違う。また新しく作品を作る過程が楽しかったです」と話した。 演出を担当した高橋正徳氏は「2回目の(上演時の)稽古がコロナ禍で、けっこう苦労しながら作った」と明かし、「この作品が届けられるのは人と人との出会いだったり、その時間をどう豊かに過ごすかだったり。時には傷つけてしまったりするのを、どう治癒していくのかを優しく訴える作品」と話した。 舞台は2ペアで上演され、アルヴィン役の山崎大輝、トーマス役の小野塚勇人もゲネプロに参加。 東京公演は5~15日、よみうり大手町ホールで開催される。
東スポWEB