ゲリラ雷雨の発生予想、全国的に昨年よりやや多く
ウェザーニューズは16日、今夏の「ゲリラ雷雨」の発生傾向を発表した。全国的に昨年よりやや多くなる予想で、特にピークとなる8月の発生回数は昨年の1.2倍になるとしている。
最も発生回数が多いエリアは関東甲信地方で、シーズンを通して約760回発生する見込み。次いで多いのが近畿地方の約320回。逆に四国、沖縄地方では40回前後と少ない。 全国的にみた場合、7月下旬は昨年よりも少なくなりそうだが、8月は昨年より多い。9月に入ると次第に減少するが、彼岸ごろまではゲリラ雷雨の発生する日がありそうという。 同社では「昨年同様、急激に発達する積乱雲により、道路冠水や浸水、落雷などの被害が発生する可能性がある」と注意を呼びかけている。