【プレビュー】昨季Vの阪神は巨人との伝統の一戦で開幕!DeNAのドラ1度会隆輝、巨人のドラ3佐々木俊輔に注目、ほか | セ・リーグ | プロ野球
3月29日~31日に開催されるセ・リーグ開幕カードの見どころを紹介。昨季優勝の阪神タイガースは東京ドームで同4位の読売ジャイアンツと対戦。同5位の東京ヤクルトスワローズは同最下位の中日ドラゴンズを、同3位の横浜DeNAベイスターズは同2位の広島東洋カープを、それぞれ本拠地で迎え撃つ。
読売ジャイアンツ vs 阪神タイガース
巨人の注目はドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔。オープン戦では途中まで首位打者を走る活躍を見せ、16試合で打率.400、7打点の好成績をマークした。「1番・中堅」での開幕スタメンが予想され、覇権奪回を目指すチームを勢い付ける打席に注目だ。 一方の阪神は、若手の候補・前川右京に注目。智辯学園高から2021年ドラフト4位で入団した3年目の外野手は、オープン戦18試合で打率.311、4打点と猛アピールに成功。「6番・左翼」での開幕スタメンが濃厚となっている。期待の若虎がどのような打席を見せるだろうか。
東京ヤクルトスワローズ vs 中日ドラゴンズ
ヤクルトの注目は山田哲人。昨季は105試合で打率.231、14本塁打、40打点と苦しいシーズンを送った。しかし今春のオープン戦では12試合で打率.333、2本塁打、7打点の好成績を残し、今季の復活を予感させている。 一方の中日は中田翔に注目したい。今季から新加入の右の大砲は、春季キャンプから存在感を発揮。オープン戦では13試合で打率.132、1本塁打、2打点に終わったが、その一発は広い京セラドーム大阪のレフトスタンドに叩き込んだもの。持ち味の勝負強さ、長打力でチームの得点力アップに貢献したい。
横浜DeNAベイスターズ vs 広島東洋カープ
DeNAの注目はドラフト1位ルーキーの度会隆輝。春季キャンプからその実力と明るいキャラクターで注目を浴びた左の外野手は、オープン戦16試合で打率.434、3打点と打ちまくり、新人としては史上2人目のオープン戦首位打者に輝いた。三浦大輔監督が「1番・右翼」でスタメン出場することを名言しており、21歳の新星がプロで迎える第1打席から目が離せない。 一方の広島は、度会よりも1歳若い田村俊介に注目。愛工大名電高から入団3年目の若鯉は今春、野球日本代表・侍ジャパンにも選出され欧州代表との強化試合に出場。オープン戦では18試合に出場し、打率.240ながら3本塁打、7打点と長打力を見せつけた。スタメン出場すると見られており、高校の先輩でもあるDeNAの開幕投手・東克樹との対戦にも注目したい。