前節大敗のローマに白星もたらしたディバラ、狭い角度からノールック弾「ゴールはそこにある」
セリエAは10月31日に第10節を行い、ローマはトリノに1-0で勝利。前半20分に決勝ゴールを決めたFWパウロ・ディバラは伊『DAZN』のインタビューで「私たちにとって勝利は不可欠だった」と振り返った。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 前節はフィオレンティーナに1-5の大敗を喫し、1分2敗と3試合未勝利が続くローマ。前半20分にディバラが均衡を破った。相手のバックパスにすばやく反応し、GKバンヤ・ミリンコビッチ・サビッチの飛び出しを確認しながら、無人のゴールにシュート。相手DFのクリアも間に合わず、貴重な決勝ゴールとなった。 PA左ライン上でのパスカットから相手GKの飛び出しを避け、狭い角度から左足シュート。瞬時の判断から生まれた得点だった。ディバラは「自分の位置はよくわかっていなかった」と振り返る。 「GKが目の前にいたので、ゴールが空いていることはわかっていた。ゴールはそこにある。だからボールを蹴ったんだ。幸運にもボールは入った。だけど、自分の位置はよくわかっていなかった」 ディバラはセリエA出場332試合で125ゴールを挙げた。パレルモで16得点、ユベントスで82得点、ローマで27得点を記録。アルゼンチン人のセリエA得点ランクでゴンサロ・イグアインに並んで3位タイとなった。歴史に名を残したディバラは「間違いなくすばらしい成果。自分自身のため、ローマのため、ファンのために得点を続け、順位を上げられることを願う」と力を込めた。