橋下徹氏、上川陽子外相「うまずして」発言撤回に「支持者向けへの発言」「僕は許されると思う」
元大阪市長、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が20日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。静岡県知事選(5月26日投開票)で自民党推薦候補の応援演説に入った上川陽子外相の発言についてコメントした。 【写真】「うまずして」発言に関し、記者団の囲み取材に応じる上川外相 上川氏は18日に、自民党推薦候補の当選を念頭に「この方を私たち女性が(知事として)うまずして、何が女性でしょうか」と述べていた。自民推薦候補を新しい知事として「生み出す」という意味で述べたとみられるが、「うまずして、何が女性でしょうか」という発言は、女性の出産を想定させる側面も否めず、波紋を広げている。自民党内外からも批判の声が出ている。上川氏は19日、静岡市で報道陣の取材に「私の真意と違う形で受け止められる可能性があるとの指摘を真摯(しんし)に受け止め、撤回する」と述べ、発言を撤回した 橋下氏は「選挙期間中ですから撤回したんでしょうけど、引き潮を早くしなければいけないということで、でも僕はこの発言は許容できると思っています」とコメント。続けて「支持者向けへの発言で、一般世間向けへの発言ではありません。それから『子どもをうめ』という発言ではなくて、当選者を出させてほしい。しかも現実ですね、選挙運動に携わっている人たちは、若い世代は参加しない、子育て世代は忙しい。現実子育てが終わった人が多いんです。そういう人たちを鼓舞する表現としては僕は許されると思う」と話した。