エッジの効いた実用重視SUV 全長4.4m、5人乗りのルノー新型「シンビオズ」 ハイブリッド搭載
後部座席はスライド可能
ダッシュボードのレイアウトはキャプチャーと同様で、グーグルベースのインフォテインメント・システム「オープンRリンク」を搭載した10.4インチの縦型タッチスクリーンが装備されている。 後部座席は160mmスライド可能で、ニールームは最大221mm、トランク容量は492~624Lに調整できる。また、後部座席を折りたたむとトランク容量は1582Lに拡大される。 上位グレードのエスプリ・アルピーヌでは、自動調色エレクトロクロミックガラスを使用したサンルーフ「ソーラーベイ」が設定される。これはEVのセニックにも設定されている装備だ。 運転支援システムとして、リア自動緊急ブレーキやセーフティコーチなど合計29の機能が搭載される。セニックと同じく、 “マジックボタン” に最大6つの機能を割り当てることができ、使い勝手の向上を図っている。 パワートレインは現時点で、1.6L 4気筒ガソリンエンジン、2基の電気モーター、1.2kWhバッテリーを組み合わせたルノーのハイブリッドシステム「Eテック」のみが用意されている。最高出力147ps、平均燃費26.1km/lで、市街地走行では約80%の時間を電気で走行できるという。
ジェームス・アトウッド(執筆) 林汰久也(翻訳)