ハンドボール日本男子代表「彗星ジャパン」が練習公開…世界選手権へ指揮官「1次リーグ突破目標」
来年1~2月にクロアチアなどで行われるハンドボール男子世界選手権に向け、強化合宿中の日本男子代表「彗星ジャパン」が1日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。
36年ぶりに自力での五輪出場を果たした今夏のパリ大会では、1次リーグ5戦全敗に終わった日本。スペイン出身で、チュニジア男子代表監督などを務めたトニ・ジローナ氏を新監督に迎え、2028年ロサンゼルス五輪での飛躍を目指している。
合宿にはGK中村匠(豊田合成)らのパリ五輪代表組のほか、若手選手が多く参加。この日は実戦形式の練習などを行い、ジローナ監督は一人一人の動きを注意深く観察し、熱心に指示を出していた。
新指揮官は合宿の狙いについて「新しいスタッフになって新しい選手も加わってきている。どうやってチームとして戦っていくか、システムを作り上げている段階」とし、「世界選手権はロス五輪を考えたときに最初の一歩になる。1次リーグ突破がまずは目標」と語った。