きょう警報級大雨の恐れも 沖縄本島地方 気象台、土砂災害や浸水など注意呼び掛け
17日の沖縄本島地方は、台風25号から変わった熱帯低気圧周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となっており、雨雲の発達次第では警報級の大雨となる恐れがある。予想される1時間雨量は多い所で、豪雨災害があった北部で40ミリ、中南部では50ミリとなっている。沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けている。 【図でわかる】大雨、土砂災害…「警戒レベル」の見方 いつ避難する?
16日の県内は各地で断続的に雨が降った。東村では15日早朝から16日にかけて降った24時間雨量が115・5ミリを観測、名護市では95・5ミリを記録した。気象台によると、16日夕方から17日にかけての24時間雨量は多い所で北部地域が100ミリ、中南部地域は120ミリを予想する。 台風25号は16日午後3時に熱帯低気圧に変わった。この熱帯低気圧に近い八重山地方は、16日から17日にかけて予想される1時間降水量は多い所で30ミリとなっている。24時間降水量は、石垣島地方で50ミリ、与那国島地方で60ミリとなっている。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd