（写真：テレビ北海道）

陸上自衛隊のオスプレイが21日、訓練のため初めて北海道に飛来しました。 札幌の丘珠駐屯地に飛来したのは陸上自衛隊が保有するオスプレイ1機です。21日から3日間の日程で人員の輸送と離発着の訓練を実施します。 21日には市民団体が抗議の声をあげました。抗議活動を行った北海道憲法共同センターの小室正範事務局長は「製造以来、何度も重大事故を繰り返してきた危険なオスプレイは心配だから来てほしくない」と話していました。 オスプレイは去年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍の機体が墜落し、安全性が不安視されていることから、道は今回の飛来を前に北海道防衛局に対して安全管理の徹底を求める緊急要請をしています。 自衛隊のオスプレイは22日に帯広と旭川の駐屯地でも訓練を行い、23日に千葉県の木更津駐屯地へと戻る予定です。