アルネ・スロット、リヴァプール指揮官として初めて公に発言「ユルゲンが遺したものを基に努力」「多くの類似点が見られるだろう」
新シーズンのレッズに期待だ
リヴァプールの新指揮官に就任したアルネ・スロットが、初めて公の場でインタビューに応えた。英『Daily Mail』などが報じている。 会見のなかで、スロット新監督はユルゲン・クロップ前監督の送別行事に敬意を表していままで発言をしてこなかったこと、今が話をするのに適切なタイミングであることを語ったうえで、今から始めるわけではなくすでに仕事には着手していることを強調した。 「私はすでにスタッフとたくさんのやりとりをしています。すでに働いている人から、新しく入ってくるスタッフまで。そしてもちろん、リチャード(・ヒューズ:スポーティングディレクター)とも毎日電話で話しています。話をしなければならないからです。これはチームの準備が整っているかどうかを確認するためで、新シーズンに向けて非常に重要な段階です」 また、スロット監督はリヴァプールの持つ文化について触れ、クロップの後継者としてその役割を引き継いだことに関しても語った。 「彼らの文化がどんなものか、彼らがどのようにトレーニングし、何に慣れているかを知りたい。クロップの後継者、ペピン・ラインダースの後継者であれば、常に興味を持っておかなければなりません」 「我々はユルゲンが遺したものを基に努力するつもりです。多くの類似点が見られるでしょう。しかしもちろん、私は自分のものを持ち込んでいますし、それが私に期待されるものでもあると思います」 会見の中ではフェイエノールトで自身のアシスタントを務め、オランダ代表でロナルド・クーマンのアシスタントを務めたこともあるシプケ・フルショフを招聘することも明かされている。果たして新シーズンのリヴァプールはどのようなチームとなるのか、期待が膨らむ。
構成/ザ・ワールド編集部