大谷翔平＝2024年9月22日

　米大リーグ機構（MLB）は1日、今季の総観客動員数が昨季から1％増の7134万8366人で、2018年以降では最多だったと発表した。 【写真】大谷翔平、ユニホームの売り上げ２年連続でトップ 　大谷翔平投手（30）山本由伸投手（26）を擁するドジャースは1試合平均4万8657人で計約394万人で30球団中トップだった。コロナ禍でシーズン短縮された2020年を除き、2013年から1位の座を守っている。 　2位はフィリーズで約336万人、3位がダルビッシュ有投手（38）松井裕樹投手（28）が所属するパドレスで約333万人、ヤンキースで約331万人で続く。 　今永昇太投手（31）鈴木誠也外野手（30）が所属するカブスは約291万人、吉田正尚外野手（32）が所属するレッドソックスは約266万人だった。 　最下位はアスレチックスの約92万人で1試合平均1万1528人だった。今季限りで57年間、本拠地としたオークランドを離れ、28年からラスベガスの新球場に移転する。来季から3年間はサクラメントの球場を使用する。9月26日の本拠地最終戦でオークランド・コロシアムに4万6889人が集まった。 　昨季に投球間の時間制限などの新ルールを導入してから、2年連続の増加となった。18～34歳のテレビ視聴者数も上昇したという。 　新ルールの影響で1試合の平均時間は1985年以降で最短の2時間36分まで短縮された。総盗塁数は3617に達し、1900年以降で3番目に多かった。過去最高は1914年の4574盗塁。けん制球の制限など新ルールが導入された昨季は3503盗塁だった。大谷は今季、日本人最多となるシーズン59盗塁をマークした。