FANTASTICS 世界・中島颯太、KID PHENOMENON 夫松健介、WOLF HOWL HARMONY HIROTOに聞く、新しいBATTLE OF TOKYO!
Jr.EXILEのグループとNEO EXILE が楽曲のうえでバトルする“vs”楽曲
ーーでは、楽曲の話を。今回の用意されたのは、Jr.EXILEのグループとNEO EXILE が楽曲のうえでバトルする“vs”楽曲。THE RAMPAGEとTJBB、FANTASTICSとキッド、BALLISTIK BOYZとリル、PSYCHIC FEVERとウルフ、4曲それぞれまったく違った雰囲気のバトルを展開しています。FANTASTICSとキッドの「TurquoiseSun & PinkPurpleMoon」について教えていただけますか? 中島颯太:THE RAMPAGEとTJBBはバトル感が強いけれど、FANTASTICSとキッドは作品にバチバチ感は……ないですよね。HIROさんは2つのグループでおしゃれにいい化学反応が生まれたらいいよねっておっしゃっていて、それぞれのグループの色、おいしいところ、強いところを、いい意味でぶつけ合ってほしいと。その結果、バトル感というよりもお互いを尊敬し合いながら高め合うような感じが出せたんじゃないかと思っています。キッドが“ちょっと構ってくださいよ”ってやってきて、僕たちFANTASTICSがそれをすり抜けたりしながらも、“ついて来いよ!”みたいな表現ができています。 夫松健介:僕たちKID PHENONはやんちゃさを前面に出してます!(笑) ーーやんちゃさをになっている感じ、すごくあります。歌う、という部分についてはいかがですか? ラップもありましたが。 中島颯太:2番からラップが入ってきますが、キッドの2人の歌声も特徴があるので、持っていきかたをどうしようかと考えました。(八木)勇征ともサビは大人っぽい感じも出したいよねって話したり。レコーディングはキッドと別々だったので、話すために前日に一緒にご飯行ったんです。そしたら、ラップの部分(夫松が担当)がすごい難しいんですよ……って(笑)。デモを聴いていたので、それは僕も分かってたんですけど……。 夫松健介:まじかって(笑)。ただ、この楽曲でラッパーとして登場するのは僕だけだし、キャラを引き立たせたいと思ったので、FATASTICSさんにはないエッセンスを入れられたらと思いました。自分のキャラクターはありつつも、文節ごとに発声の仕方を変えてみたら、FANTASTICSのみなさんにいいねって言われたのでうれしかったです。 中島颯太:前日あんなこと言ってたのに! 夫松健介:(山本)光汰、(遠藤)翼空も、自分たちらしさを全力で出したと思います。KID PHENONのボーカルは少し大人っぽく歌っているというか、爽やかさよりもオシャレさに振り切ってる感じだと思うんですけど、FANTASTICSさんの歌声は爽やかなのに大人っぽくて、それでいてスタイリッシュ……すげーなって思いました。自分たちではできてない部分だと思いますし、すごく刺激を受けました。 ーー中島さんは最終的に仕上がったものを聞いた時のどんな感想をもちましたか? 中島颯太:完成度が高いなって。僕らとキッドの2グループの相性ってすごいいいんだろうなとも感じました。それと、FANTASTICSのデビュー当初から見ていてくださった方にディレクションご担当いただいたんですが、 “ファンタって大人になったね!”って言われました(笑) ーー世界さん、振り付けについてはいかがですか? 世界:この曲は、s**t kingzの shoji君にお願いしました。曲を聴いた時、メンバーが作ってもおもしろいなとも思いましたが、外側から2 チームを見て作ってもらった方がいいのが出る気がしたし、曲調もセクシーな部分が多かったので、それでいうとshoji君かなって(笑)。shoji君は「iCON Z」に携わっていましたし。そしたらやっぱり、ファンタはこれ、キッドはこれって感じで作ってくれて……ライブ映えもしそうです。ファンタで考えるとshoji君は初めてだな…。 中島颯太:最終的にはバトル要素もありながらも楽しんでる様子がすごく描かれていて、2つの グループで1つの作品を一緒に作ってる感じがちゃんと出ていていいですよね! ーーミュージックビデオの撮影は……楽しかったでしょうね。 中島颯太:うるさかったですよ。 世界:うるさかったですね。大樹と…… 中島颯太:(木村)慧人と……でも今回は世界さんもでしたよ。 世界:顔見知りのチームだったし楽しかったんですよ。 中島颯太:他のグループは結構バチバチに撮ってたって聞いてます。たぶんここだけが本当に和気あいあい!(笑) ーーということは、HIROTOさんのところ、ウルフとPSYCHIC FEVER(以下、サイキック)の「YIN YANG」の撮影現場は…… HIROTO:バチバチっていうか……最初はお互いに人見知りな感じでした。タイで一緒にフェスに出させていただいたこともあるんですけど、その時はあまり話す機会もなくて。僕も(小波津)志さんとご飯に行ったことがある、ぐらいで。ミュージックビデオで初めてお話しさせていただいた先輩もいらっしゃったんで… 世界:サイキックもそんなにしゃべるイメージじゃないしな……剣ぐらいじゃない? ーー剣さんきっかけでみんながスイングしていくイメージがありますね。楽曲制作はどんなふうに進めていったんでしょうか。 HIROTO:オンライン上で楽曲を作ってくださった方とコンセプトであったり、どういう風に歌っていくっていうのをお話しさせていただいたところから始まりました。ウルフとサイキックで話すってことはなくて。僕らはまったくサイキックさんがレコーディングしたものをまったく聞かずに臨んだのもあって、お互いにまったく違う色だったんですが、それが最終的にはみなさんに聴いていただいているように仕上がりました……ウルフはウルフの色、サイキックさんはサイキックさんの色、白と黒、バトル感がよく出たんじゃないかなと思っています。 ーーあえて会わせないっていう策略……?(笑)。制作のなかで、HIROTOさんがチャレンジしたことはありますか? HIROTO:「YIN YANG」はウルフではあまりやったことがないタイプの曲で、僕はメロを歌わせていただいているんですが、ウルフが来たぞという雰囲気を出すために試行錯誤しましたね。 ーーミュージックビデオやパフォーマンスについてはいかがですか? HIROTO:踊ってもいるんですけどアクトの部分が多いんです。それもあって、他のグループのミュージックビデオとの違いも出ていると思います。アクトの部分で結構バトルしていて、個人的には殻を破れたと思っています。普段、睨んだりしないので(笑)、すごい神経を使いましたし、本当に一皮むけた感じです。 ーーウルフとサイキックは、パフォーマンスのスタイルも違いもありますし、THE RAMPAGEとTJBBのような軍団感がぶつかりあうなかでの人数の差とはまた違って、バトルの見え方にかなり影響がありそうかなと想像していたんですが……杞憂でした。 HIROTO:ライブだと、ミュージックビデオとは違う感じにもなると思うので、楽しみにしていただきたいです。
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