「慣れてきましたけど…」なでしこジャパン、池田太監督が次戦で警戒するのは?古賀塔子は「戦えるっていう判断」【パリ五輪】
池田太監督が次戦で警戒するのは?
パリ五輪(パリオリンピック)2024女子サッカー競技・グループC第3節、なでしこジャパン対ナイジェリア女子代表が現地時間7月31日(日本時間8月1日)に行われる。なでしこジャパンを率いる池田太監督がナイジェリア女子代表戦の前日にインタビューに応えた。 パリ五輪は中2日で行われる超過密日程。選手・スタッフの疲労もあるが、池田監督は「もちろん中2日で3試合目というところでは、疲労というか、戦ってきたというものはもちろんありますけど、しっかりリカバリーしたり、移動もありますけど。そのリズムも慣れてるので、いつも通りというかしっかり2日間使えて、しっかり準備できました」とグループリーグ最終節に向けて意気込んだ。 【グループリーグ順位表】パリ五輪2024 女子サッカー競技 組み合わせ また、なでしこジャパンには怪我人が続出。具体的な発表はないが、北川ひかると林穂之香が初戦のスペイン女子代表とブラジル女子代表戦を欠場した。また、スペイン女子代表戦で清水梨紗が負傷交代となり、代表から離脱となっている。不運はそれだけではない、初戦でFKから先制ゴールを決めていた藤野あおばもブラジル女子代表戦を欠場。現地時間29日の練習では、藤野に加えて古賀塔子も欠席している。 古賀に関して池田監督は「他のチームも一緒だと思いますけど、ピッチに出てコンディションを整えた方がいいのか、コンセプトをとった方ががいいのかっていうところの判断」と言及しつつ、怪我ではないかと聞かれると、「そうですね」と答えた。 さらに、「彼女の今日に関して言えばホテルでトレーニングした方がプラスになるという判断でやってますし、もし本当に離脱する訳じゃなく今いる、一緒に戦ってるっていうことはこの大会中でしっかりと準備をして、戦えるっていう判断のもと、これからも多分ホテルでだったりですとか、グルーピングにすると思いますし、その中で準備していくことになると思います」と明かしている。 ナイジェリア女子代表戦では引き分け以上で決勝トーナメント進出となるが、狙うは勝ち点3だ。グループC最終節について指揮官は「前線にスピードのある選手もいますし、繋ぐところは結構繋いできたりね。整理されてきている部分もあると思うので、やはり入りもすごい気を付けなきゃいけない」と警戒しつつ、「我々もだいぶ慣れてきましたけど、リーチの長さとか、そういった部分で少しボールが引っかかることがあるので、そういった部分を気をつけながらですけど、スペースを見つけて、そこから動かして攻撃の糸口見つけられればなと思ってます」とコメント。ナイジェリアに勝って決勝Tに進めみたいところだ。 (取材:加藤健一【フランス】、文:編集部)
フットボールチャンネル編集部