ジャグリングの中学生パフォーマー 大技と話術で観客を魅了 夢は世界の舞台
コマを使った大道芸で将来、世界での活躍を目指す中学生パフォーマーが大分市にいます。 【写真を見る】ジャグリングの中学生パフォーマー 大技と話術で観客を魅了 夢は世界の舞台 「TAKUMI」さん、本名・橋本拓海さんは、大分市立滝尾中校3年生で、ジャグリングのパフォーマーです。 橋本さん: 「始めたきっかけは、3歳のころに初めて大道芸を見て、もうめちゃくちゃなんか楽しくてすごいワクワクしたので俺もこれをやってみたいと思った」 拓海さんが得意なのがディアボロと呼ばれるコマに、糸を通した2本のスティックで自在に操る技です。 2年前、中学1年生のときに佐伯市で開かれた「さいき大道芸フェスタ」で初舞台を踏みます。ここで世界で活躍する大道芸人と交流を通してプロのパフォーマーを志すようになりました。 そして4か月後、福岡市で開かれた九州ジャグリング大会では、男子ジュニア部門で見事優勝を果たしました。 橋本さん: 「ジャグリングの魅力は道具ひとつあれば、いろんな方を笑顔にできて、楽しんでもらえるというのが魅力と思っています」 拓海くんは、多くの人に笑顔を届けたいという思いから、現在、全国各地のイベントでパフォーマンスを披露しています。 ことしは、大分市の夏祭りのステージに出演。ショーで使用するBGMの選曲や進行も自身が担当。これまでのステージで培った巧みな話術で観客を盛り上げます。 今回初めて披露するのがコマを3つ同時にまわし、高さ10メートルほどに投げ上げる「ハイトス」と呼ばれる大技です。 橋本さん: 「自分でも大丈夫かなと思ったんですけど、皆さん本当に優しくて、パフォーマンスも楽しくすることができました。ジャグリングをやってみたいという子が一人でもいてくれたらすごくうれしいです」 中学3年生の拓海くんはことし受験生。勉強との両立に励みます。 橋本さん: 「自分の夢に近づくために勉強と両立させながら頑張ってます。最終的にはシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーとして世界中でパフォーマンスをしていくことが目標です」
期待の中学生パフォーマー「TAKUMI」。夢への挑戦は始まったばかりです。
大分放送