テレ東ドラマ「Qrosの女」の鍵握る謎の女 黎架の正体はインターハイベスト8の肉体派
新人女優の黎架(れいか、20)がこのほど、出演するテレビ東京ドラマ「Qrosの女」(月曜後11・06)の取材会を行った。 作中では物語の鍵を握る正体不明のCM美女と、ニューハーフの2役を熱演。今作がドラマ初出演で、オーディションで大役を射止めた。現場では主演の桐谷健太(44)から目を引く表情の作り方を学んだという。「宝物のような時間になった。このステップを踏まえてこれからも頑張っていきたい」と意気込んでいる。 魅力は何と言っても身長1メートル72センチの長身と、今作出演の決め手となった目力だ。ドラマの森田昇チーフプロデューサーも「キリっとしたまなざしは、凛(りん)とした雰囲気を強く醸し出していた」と太鼓判を押す。その人を引きつける演技と容姿は予告でも話題となっている。 特技は空手で、黒帯の持ち主。高校時代には型でインターハイ団体に出場し、ベスト8に入った。「映画は好きですが、他のものにはあまり触れてこなくて、ずっと空手一筋だった」。卒業後は大学に進み体育の教員になることを考えていたという。転機は高校2年生の時。姉が投稿したSNSをきっかけにスカウトを受け、芸能界入りを決断。昨年上京し、今作がデビュー作となった。 目標の女優には黒木メイサ(36)、天海祐希(57)を挙げる。「殺陣だったり、アクションを入れたかっこいい女優さんに凄く憧れている。アクションに力を入れていきたい」。作中で正体を探られる謎の女から一躍スターへ。黎架の夢は広がっていく。