新宿にゴジラが登場 コマ劇場跡地ビルに /東京
新宿コマ劇場跡地にオープンする新宿東宝ビル(新宿区)で4月9日、8Fテラスに設置された実物大の「ゴジラヘッド」のお披露目点灯式が開催された。新宿区では、ゴジラに特別住民票を交付し、新宿観光特使に任命した。 新宿東宝ビルは、新宿歌舞伎町の新たなランドマークとして、都内最大級のシネマコンプレックスと客室数970室のホテルを有し、4月17日(金)オープンする。 点灯式では、ライトアップされたゴジラの目や背びれが光り、スモークとともに雄たけびが鳴り響くと会場から歓声が上がった。
今回の特別住民票の交付と観光特使の任命は、世界に名を轟かせる怪獣「ゴジラ」を歌舞伎町の新たなシンボルとしてまちの魅力を発信し、国際観光都市・新宿の実現に向けて、さらなる賑わいが生まれることを期待し企画。東宝の協力で実現した。 また、歌舞伎町のまちに賑わいと活力を生み出すとともに、落書きを防止して環境美化や安全・安心につなげる取り組み「歌舞伎町アートプロジェクト」の第5弾として、西武新宿駅前通りに「怪獣ストリート」が登場している。これは、9名のアーティストが描いたゴジラやモスラ、キングギドラなどゴジラ作品の怪獣でトランスボックスをラッピングしたもので、歌舞伎町のまちに個性豊かな怪獣たちが出現している。 さらに、4月16日(木)には、新セントラルロード・新宿東宝ビル完成記念式典が開催される。新しくなったセントラルロードにレッドカーペットが敷かれパレードを行うなど、生まれ変わった歌舞伎町のスタートを祝う予定。