相撲ショーホール「日楽座」来場者1万人達成記念セレモニーに元大関、栃ノ心氏
大阪・なんばパークス8階のインバウンド向け相撲エンタテインメントショーホール「THE SUMO HALL日楽座OSAKA」が23日、来場者数累計1万人を達成し、大相撲の元大関、栃ノ心氏（37）を特別ゲストに招いて記念セレモニーを開催した。 客席の大半が外国人観光客で、MCも英語で進行する中、「レジェンド」と紹介されて土俵に上がった〝角界のニコラス・ケイジ〟は「こんな顔ですけど、日本語しかできません」と笑わせると、「こんな素晴らしい日に呼んでいただいてうれしい」とあいさつ。1万人目となったスペイン人一家に、自身のプロデュースしたワインなど記念品を贈呈した。 「1万人達成はすばらしい！ 20年近く日本にいるけど、このホール、ショーは最高です」と栃ノ心氏は、「髷を切ってから初めて土俵に上がった。大阪場所は年1回しかないけど、ここは毎日、日本の文化を伝えられる。相撲はすばらしいんだと、もっと世界に知らせるべき」と話した。 5月30日にオープンした日楽座は、阪神電鉄の子会社阪神コンテンツリンクが南海電鉄の商業施設内に手がけた体験型の相撲エンターテインメントショーホール。オリジナル幕の内弁当を楽しみながら、実際の土俵（ステージ）上で力士（元力士）たちによる相撲ショーが英語で進行される。
