ヒューマン 島田珠代、吉本新喜劇65周年の〝顔〟に任命! 〝営み〟忘れて生まれたギャグ「パンティーテックス」で再ブレーク!
吉本新喜劇の島田珠代(53)がインパクト抜群のギャグ「パンティーテックス」を武器に再ブレーク中だ。本拠地の大阪・なんばグランド花月(NGK)を揺らす人気ぶりから、新喜劇65周年イヤーを引っ張る〝顔〟に任命された。ハイテンション芸の裏には2度の離婚、元夫のがん闘病で一人娘と離れ離れの生活など、波乱万丈の過去も。7年間交際中のヒロシ(56)にも触れ、「シークレッツ」なしで語りつくした。(ペン・渡辺洋次、カメラ・岩川晋也) 【フォトギャラリー】インパクト抜群のギャグ「パンティーテックス」を武器に再ブレーク中の島田珠代 「私、パンティー履いてますか? みんなと一緒に確かめたいの…」。 過激なせりふの後、股間を両手で交互にたたいて「パンティー、パンティー、パンティーテックス!!」と叫ぶ強烈なギャグは、いまや代名詞。珠代が出るだけで、NGKは沸く。ただ、女を捨てた暴走コメディエンヌの素顔は舞台から真逆の物静かな女性だ。 「舞台に出るギリギリまで『私なんて』って思わないと、舞台で弾けられなくなってしまうので、いつもそのやり方でやっています。山の頂点にいると落ちるだけ。麓から行かないと」 いつも〝チ~ン黙〟からスイッチを入れ、チョモランマ級のテンションを舞台にぶつける。その人気ぶりから新喜劇65周年イヤーの〝顔〟になったが、「私なんかが申し訳ないです」と謙そんした。 高校時代は休み時間に先生のモノマネや一発芸をして人気者だった。高2の終わりにそれを見た親友が当時、ダウンタウンが司会を務めていたMBS「4時ですよーだ」の素人コーナーに勝手に応募したところ、2週連続で優勝。活躍を見た吉本社員から「心斎橋筋2丁目劇場」の若手登竜門イベントのオーディションを勧められ、これにも合格した。 18歳でラジオ大阪「2丁目ダウンタウン」のレギュラーを務め、2丁目劇場では今田耕司(58)、東野幸治(56)らと共演。開演2分前までチケットを手売りしていた当時を「1本のネタ考えるのも、それを笑わせるようにするのも大変やったし、もう必死でした。だからみんな強い。甘えてないですよ」と振り返る。 その後、1989年の「新喜劇やめよっカナ?キャンペーン」で新喜劇入り。股間を指で弾く「チ~ン」など次々とギャグを生み出し、一躍人気者となった。一方、私生活では98年4月に吉本興業社員と結婚するが、2005年8月に離婚。07年に名古屋の中部日本放送(CBC)のドラマ出演が縁で美術スタッフのAさんと再婚し、翌年長女を出産するが、8カ月後、Aさんにステージ4の直腸がんが判明するなど順風満帆とはいかなかった。