ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランそっくりの歌声を披露 『A Complete Unknown』のトレイラーが公開
ティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じることで話題の映画『A Complete Unknown(原題)』。初のトレーラーが公開された。 【写真】ハリウッドの新プリンス、ティモシー・シャラメのおしゃれ進化クロニクル
映画は1960年代のニューヨークの音楽シーンが舞台。ミネソタ出身の19歳のミュージシャン、ボブ・ディランがフォークシンガーとしてチャートの頂点に上り詰め、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描いている。シャラメは作中に出てくる歌唱シーンは自分で歌ったと話している。トレーラーにもシャラメが歌っていると見られるディランの代表曲「A Hard Rain’s A-Gonna Fall」が使われている。
映画ではキャリアの初期からディランを評価していたシンガーのピート・シーガー役をエドワード・ノートン、ディランの恋人でアーティストのスーズ・ロトロをモデルにした、シルヴィー・ルッソをエル・ファニングが演じている。ディランが音楽活動を共にしたジョーン・バエズ役は『トップガン マーヴェリック』に出演していたモニカ・バルバロ。トレーラーに
監督は映画『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド。監督は「19歳の若きディランがポケットに2ドルだけ入れてニューヨークにやってきて、3年も経たないうちに世界的なシンガーになる。まずニューヨークのフォークミュージックの世界に受け入れられ、あるタイミングで彼らを追い越していく。そして想像を絶するほどのスターダムに登っていく。これは非常に面白い実話であり、アメリカの歴史における興味深い瞬間だ」と話している。監督は現在83歳のディラン本人と何度も話し合い、ディランも脚本に目を通してコメントを書き込んでくれたという。アメリカでは12月に公開される予定。全貌が明らかになるのを楽しみにしたい。