【楽天】ドラ1・古謝樹が昇格へアピール…イースタン・巨人戦で6回3奪三振0封
◇イースタン 8回戦 楽天8-0巨人(16日・森林どりスタジアム泉9 楽天のドラフト1位・古謝樹投手(22)が16日、イースタン・巨人戦(森林どり泉)で先発し6回7安打3奪三振、無失点で4勝目。早ければ5月中にも1軍初先発の可能性がある左腕が昇格に向け猛アピールした。 霧雨が降るなか、出所が見えづらい投球フォームから繰り出される投球で巨人打線を手玉にとった。3回1死二塁、舟越にこの日最速の152キロの直球を投じたが、左前に放たれ一、三塁。続く浅野を二ゴロ併殺打に仕留めピンチを脱出。ベンチ前でグラブでタッチを交わし「雨でちょっと不安はあったけど、結構良い状態で投げられた」とうなずいた。 ファーム調整中で日米通算197勝の田中将大から金言も授かった。新入団選手との食事の席で伝えられた。「立ち上がりから全力で抑えるよりも、7、8割くらいで投げて打ち取れれば成功体験になる」。体力の使い方やピンチの時のギアの上げ方を学ぶなど、有益な時間を過ごした。 永井1軍投手コーチは「色んなプランの中に古謝の名前がある」と語るように1軍で登板する日も遠くはない。左腕は「いつ1軍に上がってもいいように準備はしていきたい」と意気込んだ。
報知新聞社