2555年から地球の存亡を賭けたタイムトラベル 『フューチャー・ウォーズ』11月ソフト化
フランス映画『フューチャー・ウォーズ』のDVDが、11月8日に発売されることが決定した。 【写真】『フューチャー・ウォーズ』場面写真(複数あり) 本作は、WEBシリーズを発端として製作されたSFエンターテインメント。 2555年、地球は終末の危機に瀕していた。人類を救うため、1人のタイムトラベラーが立ち上がる。彼に課せられた使命は2022年に戻り、世界を変えた“ある事件”を阻止し、歴史を変えること。しかし、歴史の改変を阻止すべく、時空警察の追手が迫っていた。果たして、男は未来を変えることはできるのか。 本作は2009年、監督を務めたフランソワ・デスクラックが当時暮らしていた学生寮の小さな部屋からはじまった。デスクラックは本作でタイムトラベラーに扮した友人のフローラン・ドリンと共に、彼らが愛して止まない『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』などの作品を念頭に置き、SF作品を作り上げるべく日夜語り明かしたという。 アイデアは湯水の如く湧き上がるものの、実現に必要な予算はなかった彼らは、制約を逆手に取った。そうして予算ゼロのスタートから、毎日3エピソードを撮り続けて誕生したのが本作の基になるWEBシリーズだった。それから13年、フランスで人気を博したWEBシリーズは、小説やコミックなどのメディアミックスを果たし、満を持して劇場映画として製作された。
リアルサウンド編集部