「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で注目のチュ・ジョンヒョク、日本語習得で苦戦したこと
韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の弁護士クォン・ミヌ役で注目を浴びた、韓国の俳優チュ・ジョンヒョク。年明け1月2日放送のTBS新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」(よる9時~)で、日本のドラマ初出演を果たした。ドラマの制作発表会見では「子供のころから憧れていた日本の俳優さんとご一緒できたことが夢のようでした」と語っていたジョンヒョクが、影響を受けた日本の作品や、1か月間特訓したという日本語習得の苦労などを語った。 【画像】「スロウトレイン」場面写真 本作は、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)の脚本・野木亜紀子、演出・土井裕泰コンビによるホームドラマ。鎌倉に住む渋谷葉子(松たか子)、都子(多部未華子)、潮(松坂桃李)の三姉弟が、人生の岐路に立ち、それぞれの幸せの形に向き合っていく姿を描く。ジョンヒョクは、飲食関連の投資会社で働く青年オ・ユンスにふんする。
ジョンヒョクは、自身が演じたユンスについて「幼少期に日本で暮らしていた役で、地元である釜山でもお店をやりたいと思って努力している人。一生懸命に生きようとする姿がとても魅力的な人物です」とアピール。
ユンスは、日本で暮らしていたという設定。劇中でも流ちょうな日本語を話す。ジョンヒョクは、これまで日本語はなじみがなかったといい「撮影の1か月前ぐらいから、日本語の先生について勉強をしました。語順は(韓国語と)一緒なのですが、自分の言葉として馴染むようにするのは、とても難しかったです」と振り返る。
特に大変だったのが、言葉を覚えるだけではなく、感情を込めて芝居に乗せること。最初は音で覚えるようにしていたというが「どうしても感情が高ぶってくると、セリフの一声目が上ずってしまう。その塩梅を加減するのがすごく難しかった。だからこそ、一旦覚えた音は忘れて、俳優さんと対峙したとき、どんな気持ちになったのかを素直に表現するように意識しました」と心で感じたものをストレートに出すことを心掛けたという。