3年連続最下位の中日で強打の助っ人一塁手獲得報道 正念場を迎える「選手の名前」
3年連続最下位に沈む中日に来季の新外国人獲得報道が出ている。 米大リーグ・マリナーズ傘下3Aでプレーした内野手のジェーソン・ボスラー(31)と来季の契約で基本合意したと28日付けの「中日スポーツ」が報じている。 【動画】中日の”4番”が渾身の一発!中田翔が開幕戦で放った豪快弾を見る ボスラーは今季3Aで31本塁打、110打点をマークした左の長距離砲。一、三塁、外野も守れるユーティリティープレーヤーとして、機能しそうだ。 今季のチーム373得点はリーグワースト。貧打が近年のチーム課題となる中、強打の一塁手がチーム課題にフィットするかが期待を集めそうだが、一方で正念場を迎えるのは、来季が移籍2年目となる中田翔にもある。 昨オフに巨人から出場機会を求め、中日に移籍。勝利の味を知るベテラン野手の合流に話題を集めたが、開幕戦では「4番・一塁」として豪快なアーチをかけるも、シーズンを通してはコンディションが整わない時期も長く、期待に応えることはできなかった。 結果として目をかけてくれた立浪和義監督も今季限りで退任。中田の中日移籍1年目シーズンの成績は62試合に出場し、打率.217、4本塁打、21打点と寂しいものに終わった。 勝負強い右打者獲得でチームとしても打撃上積みを図りたいところだったが、勝負の夏場にも不在のことが多く、低迷の要因ともなった。 来季が2年契約の2年目となる中田もすでに来季に向けては背水の陣の構えを見せ、野球人生をかけて取り組むとしているが、今度こそ期待に応えられるか。 持病の腰痛対策のためにオフには15キロの減量にも励むなど、本気度は伝わってきている。 あとは結果を残すのみ。移籍時には4度目の打点王を目指したいとしていた背番号6が、再び"レベチ"の打撃パフォーマンスを示せれば、チーム浮上の鍵を握りそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]