神戸のトヨタ系ディーラートップが実感 今どきのクルマの概念は「『持つ』より『使う』」に変化へ
神戸のトヨタ系ディーラーのトップが、自身のキャリアや自動車業界の変化、そして未来へのビジョンなどについて、ゲスト出演したラジオ番組で明かしました。 車のナンバー、SNS投稿して大丈夫? 国交省→「個人情報漏れない」 弁護士→「法に触れる場合も」 トヨタカローラ神戸株式会社(神戸市灘区)で代表取締役社長を務める塩住宏基さんは、2020年に32歳で家業でもある同社の代表に就任した、若きリーダー。もともとは家電メーカーで経理職に従事し、社を継ぐ意識はあまりなかったそうですが、コロナ禍を経て「会社をより良くしていきたい」という思いから、社長職を引き継ぐことを決心したといいます。 「こういった(若い)年齢でもしっかり話を聞いてくださる方が多かった」と、当時を振り返った塩住さん。「いい意味で、私も自社の事業とかそういったことに携わったことがなかったので、『教えてください』というスタンスでお話しさせていただいたけたのが、人との関係性を作るうえでも良かったなとは思います」。 トップに就いて5年目を迎える塩住さんは、現在の自動車業界における大きな変化について、次のように言及します。 「クルマ(車)を『持つ』よりも『使う』みたいな概念に変わってきているのかなと。所有しなくても必要な時に使えるシェアとかレンタカーとか、そういったところに変わってきているのかなとは思いますね」 それでも、『クルマがあるからこその生活』の価値について、「すごく魅力的なもの」と考える塩住さん。ディーラーとして自動車販売をさらに強化すべく、「若い人たちにもそういったことを感じていただけるように、どんどん訴求していきたい」と、若年層へのアプローチを強化するともに、「この価値をもっと高めていけるような企業になっていきたい」と、前を向いていました。 塩住さんは、同社が目指す思いについて、「私たちの存在を通して、クルマのある生活の喜びや楽しさを伝え、支え続けることで、お客様の人生の幸せに貢献をすること。それを通して、お客様の人生や生活に寄り添うことが大事」とコメント。「納車を見ていても、新しいクルマとの出会い、前のクルマとの別れ、クルマを通して人生や生活を思い出されているなというのを感じますので、そこを大切にしていきたい」と、地域に愛されるディーラーとしてあり続ける意義を語っていました。 ※ラジオ関西『としちゃん・大貴の ええやんカー! やってみよう!!』2024年11月18日放送回より
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