祇園祭・曳山の屋根飾る「アカマツ」安定確保へ 京丹波町で植林プロジェクト
ABCテレビ
京都の祇園祭・山鉾巡行で曳山の屋根に飾るアカマツを安定的に確保するための植林プロジェクトが、京都府京丹波町で始まりました。 2年前、196年ぶりに巡行に復帰した「鷹山」につけられる「真松」と呼ばれるアカマツは、高さが20メートル以上でまっすぐに成長したものが使われます。 毎年の入手が難しいため、祇園祭の「鷹山保存会」が中心となって、京丹波町にある産業廃棄物の埋め立て跡地で植林を始め、9日は鷹山保存会の関係者がアカマツの苗木50本を植えました。 (祇園祭鷹山保存会 山田純司理事長)「自分達が植えたマツが真松になって巡行するのは、すごくうれしいことだと思います」 祇園祭で使えるマツに成長するのは30年かかるため、2年ごとに50本ずつ植える予定です。
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