韓国・LG生活健康、Qoo10メガ割で売り上げ292%成長…日本市場でブランド力を立証
【12月02日 KOREA WAVE】韓国の化粧品・生活用品大手「LG生活健康」はこのほど、日本の主要ECプラットフォーム「Qoo10」の大規模セール「メガ割」で急成長を遂げたと発表した。自国製品を好む傾向が強い日本市場で、LG生活健康のブランド力と製品品質が認められた結果とみられる。 「メガ割」は、Qoo10が四半期に1回、年間計4回開催する大規模割引イベントだ。LG生活健康は2022年6月からこのイベントに参加している。 今回のメガ割は今年11月15~27日に実施され、同社は昨年11月の売上高に比べ292%の成長を達成した。前回(9月)と比べても42%の成長となった。2023年に開催されたすべてのメガ割(3月、6月、9月、11月)でも、前年を大きく上回る3桁の成長を見せた。 特に、プレミアムオーラルケアブランド「EUTHYMOL(ユーシモール)」は際立った成果を上げた。人気製品である「ホワイトニングパープルコレクター歯磨き」を軸に、11月のメガ割では「日用品・生活」カテゴリの累計販売額で1位を獲得した。これは、9月のメガ割に続く快挙となる。 また、LG生活健康のビューティーブランドも好調を続けている。メイクアップ専門ブランド「VDL」は、ヒット商品「トーンステインカラーコレクティングプライマー」を前面に押し出し、メイクアップベースカテゴリのトップ5入りを果たした。VDLはQoo10のライブショッピング機能を活用し、顧客と直接対話することで販売促進に成功した。 さらに、皮膚科学に基づく化粧品ブランド「CNP」とプレミアムメイクアップブランド「グリント」も売り上げを2桁以上伸ばした。また、シワ改善効果を訴求した「Dominasアットクリニック」ラインは、日本の著名なインフルエンサーを活用したマーケティング戦略により販売が大幅に増加。新たに展開した「TPSY」や「ビクリニックス」も好意的な反応を得た。 LG生活健康の関係者は「日本市場ではホワイトニングや成分重視の製品が好まれるというトレンドを正確に把握し、優れた品質の製品を手ごろな価格で展開したことで目標を超える売り上げを達成できた」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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