秋の行事や味覚にも暑さの影響 彼岸の入りなのに…最も遅い “猛暑日” 大村市では38.1℃《長崎》
NIB長崎国際テレビ
19日は「彼岸の入り」ですが、日中 暑かったですね。 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は秋の気配はまだ先でしょうか。 大村市では日中の気温が「38℃」を超え、今年最高を更新。厳しい残暑はもうしばらく続きそうです。
(青木雄大アナウンサー) 「活水中学高校の体育大会、屋内で行われています。中では空調も効いていまして、非常に涼しい環境の中で競技など行われています」 19日に行われた活水中学・高校の体育大会。
これまでは秋空の下、屋外で開催していましたが、熱中症対策と天候に左右されない「屋内」で去年から実施しています。 体育館のエアコンは25℃に設定。生徒たちが入場する入口には、扇風機を設置しました。
(高校3年生) 「日光が遮断されているから熱中症のリスクが下がっている」 (高校3年生) 「太陽サンサン…みたいなのが体育祭のイメージもあるが、こういうのもあっていい」 屋内開催について保護者は。 (保護者) 「年々気温が上昇している。(涼しい環境だと)最後まで観ることができるので、室内大会がいい」
(保護者) 「有休を取って来ている。(日程が)変更されると困るのでそれもよかった」 盛り上がりを見せたのが、活水名物「仮装ダンス」。
クラス対抗で演技の完成度などを競いました。 今年、熱中症となった生徒はいなかったということです。
(石村 直義校長) 「暑さもあるし、転んだ時の擦過傷の度合いもある。生徒は、中でやることは楽しんでいるようなので、少し継続していくのかなと思います」 彼岸の入りの19日も厳しい残暑となった県内。
大村市で今年最高となる “38.1℃” など、4つの地点で9月の最高記録を更新しました。 県全域で30℃を超えていて、佐世保市では37.3℃、長崎市で36.3℃ など、8つの市と町では観測史上 “最も遅い” 猛暑日に。 (東京からの観光客) 「(長崎に)着いて、最初のひと言目が『暑いね』と話していた。東京より暑い」