震度5弱で自動解除…避難所開設の遅れを防げ 金沢市の防災計画初めての大幅改定へ
テレビ金沢NEWS
能登半島地震を受けて大幅な改定を予定している金沢市の地域防災計画。避難所の運営改善などを盛り込んだ改定方針と骨子案が示されました。
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金沢市の地域防災計画は1995年の阪神淡路大震災のあと策定されましたが、元日の能登半島地震を受けて今回、初めて大幅に改定されます。 8日の会議では避難所の運営改善や大規模災害への対応強化に向けた改定方針と骨子案が示されました。骨子案には、避難所開設の遅れを防ぐため、震度5弱以上の揺れで自動的に解除され施設の鍵が取り出せるようになるキーボックスの設置などが盛り込まれています。
村山卓 金沢市長: 「能登半島地震を受けて、さまざまな課題が見えてきました。現在の避難所の開錠、あるいは運営について問題があるところはなるべく早く直したいというように思っています」 地域防災計画は来年5月に策定される予定ですが、市では順次、市内100か所の避難所でキーボックスの設置を進めたいとしています。