タイトルホルダー稲垣裕之が手術経て2か月半ぶり復帰「医師からは5か月くらいかかると言われたけれど」/松戸競輪G3
松戸競輪の「開設74周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(G3)」が1日に開幕。2Rの一次予選に出場した稲垣裕之(47歳・京都=86期)に話を聞いた。 タイトルホルダー稲垣裕之が2か月半ぶりにバンクに戻ってきた。 「5月の奈良の落車は鎖骨骨折でした。それとは別に、以前から予定していた股関節唇の手術をしていたので」と欠場理由を語った。 「去年くらいから痛みがあったので、思い切って手術を受けました。医師からは(復帰まで)5か月くらいかかると言われたんですが、思いのほか早く戻ってこられました(笑)。違和感はまだあるけど、痛みを気にせず練習できたので、あとは実戦でどれだけ走れるかですね」と前検日に話していたが、復帰戦となった初日は、逃げた皿屋豊の番手で懸命に援護を試みるも5着。車券に貢献することはできなかったが二次予選進出の権利は手にした。 「脚や体は大丈夫そうでした。初日は新車を試していたけどイマイチだったので2日目からは元に戻します。一走した上積みもあると思うので、2日目はよりいい走りを見せられるように頑張りたいです」と巻き返しに意欲を見せた。(netkeirin特派員)