虚偽の婚姻届を提出 容疑で中国人の女を逮捕 結婚相談所で日本人男性と知り合う
在留資格を得るため、虚偽の婚姻届を提出したとして、警視庁大森署は電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、東京都荒川区東日暮里、職業不詳の中国籍、奚会媛(けいかいえん)容疑者(24)を再逮捕した。「結婚は本当です」と容疑を否認している。 再逮捕容疑は令和4年4月12日、江東区の日本人男性(56)と共謀の上、日本人の配偶者としての在留資格を得るため、区役所に婚姻届を提出して婚姻関係を偽装したとしている。婚姻の実態はなく、2年間で数回、男性の自宅に泊まった程度だという。 署によると、奚容疑者は、平成31年2月に留学生として日本に入国。在留期限は令和4年7月だったという。男性とは結婚相談所で知り合ったといい、結婚相談所の関与も調べている。東京出入国在留管理局からの情報提供で発覚した。 奚容疑者と男性は、婚姻関係にあるという虚偽の在留資格申請をしたとして、今年5月に入管難民法違反容疑で逮捕されていた。