エボ男Ｔシャツを石川修司(左)に渡していた諏訪魔だが…

　全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔（47）が、相棒の石川修司（48）に返答を迫った。 【写真】TV認定6人タッグ王座の諏訪魔、尾崎魔弓、雪妃魔矢 　尾崎魔弓、雪妃魔矢との〝魔のトリオ〟で全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を保持する諏訪魔は、5月29日後楽園大会で鈴木秀樹＆ChiChi＆ZONESを退けV2に成功。ChiChiとZONESが所属する「エボリューション」のプロデューサーでもある諏訪魔は試合後に「何で石川修司がいなんだ！」と、同団体GMの石川が会場に不在だったことを糾弾していた。 　21日に取材に応じた諏訪魔は、石川を次期挑戦者として考えている上での発言だったことを認め「そのつもりで投げかけたのに、まだ返事がない。これでは挑戦者に値するのかっていう話になる。もう一度言う。石川修司、何とか言え！　全日本のリングに上がって来い！」と呼びかけた。 　ただし、石川は1月いっぱいで全日本を退団した身。しかも、福田剛紀社長への不信感が原因だっただけに、再び王道マットに上がるにはハードルがあるのは事実だ。それでも諏訪魔は「そんなの関係ねえよ！　タブーをぶち破ることに魅力があるんだ」と訴える。 　大巨人には他にも言いたいことがある。エボリューションでは今春から「エボ男」と呼ばれる男子部が設けられ、女子プロ興行の中で石川を中心とした男子の試合が繰り広げられている。 　だが、諏訪魔は「緩い！」と一喝。「他の団体では身を削るような試合をしているように見受けられるから、ホームのエボ男でも石川修司が軸となって厳しい戦いをしてもらいたい。わけのわからない男同士が戦っても意味がないだろ」と忠告。27日のエボリューション東京・新木場1stRING大会で、石川はブラックめんそーれと組み、火野裕士＆梶トマトと対戦する。諏訪魔のフラストレーションはたまっており、当日の会場で何かしらの行動に移す可能性もありそうだ。 　また「バカバカコンビ」を結成するもう一人の相棒・鈴木秀樹は、24日の全日本後楽園大会で3冠ヘビー級王者の安齊勇馬に挑戦する。諏訪魔は「ついに秀樹にメジャータイトルを取る日が来るんだという期待で、楽しみにしているよ。ぜひバカの時代をつくってほしいね。もしベルトが取れなかったら、ただのバカだよ。とにかく突き抜け」とエール。 　この日は医師から控えるように進言されたためラーメン店に行くことをあきらめ、おとなしく帰路に就いた。