故キム・ソンミンさん、訃報から本日で8年…5人に臓器提供も
俳優の故キム・ソンミンさんが亡くなってから8年が経った。 キム・ソンミンさんは2016年6月26日、ソウルのある病院で脳死判定を受けた。享年43歳。 故人は亡くなる2日前である24日、自宅で極端的な選択をしたことが確認された。その後、病院へ運ばれたが、脳死判定を受けた。 遺族は生前、臓器提供を望んでいた故人の意思に従って、臓器移植の手術を行った。腎臓、肝臓、角膜など3つの臓器が5人の患者に寄贈された。 1991年に広告モデルとしてデビューしたキム・ソンミンさんは、MBCドラマ「人魚姫」に出演し、視聴者から愛された。その後、MBC「花の仙女様」、SBS「帰ってきたシングル」、MBC「ファンタスティック・カップル」、SBS「家紋の栄光」など、様々な作品で活躍した。 彼は2002年に「人魚姫」で「MBC演技大賞」新人賞を受賞し、2004年には「花の仙女様」で「MBC演技大賞」優秀賞を受賞した。 キム・ソンミンさんはバラエティでも活躍。KBS 2TVのバラエティ番組「ハッピーサンデー-男子の資格」に出演し、格別なバラエティセンスを見せ、2009年には「KBS芸能大賞」でベストエンターテイナー賞を受賞した。 しかし、2010年に覚せい剤投薬の疑いで摘発され、活動を中断。執行猶予を宣告された彼は、2012年のJTBCドラマ「私たち結婚できるかな?」で復帰し、再起を図った。2013年には再婚し、新しい家庭も築いた。 その後、2015年に再び麻薬を投薬した疑いで拘束され、懲役10ヶ月、追徴金70万ウォン(約7万円)を宣告された後、2016年1月に拘置所から出所したが、その5ヶ月後に亡くなった。 故人の遺骸はソウル追慕公園のユートピア館に安置されている。
イ・スルギ